荻窪接骨院

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子ども100番

荻窪接骨院

ケガやスポーツ障害、使いすぎによる痛みに対し治療を行います。(骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉離れなど) 問診により、患者様により発症機転などを明確に聴取した上で、観察(視診)・触診・検査(超音波観察装置、徒手検査など)を行います。これらの総合評価により、その患者様に合った治療法を決定します。
骨・筋・関節などの位置異常を整復(元々あるべき場所へ戻す)し、電気療法だけではなく、手技療法を中心に指導管理します。

骨折

直接、または間接的に強い外力が加わり、骨のつながりが途絶えてしまうことを骨折といいます。
一般的にヒビと呼ばれるものも骨折になります。また、激しい運動を繰り返しているうちに【いつのまにか骨折(疲労骨折)】しているといったケースも見受けられるので運動を日課にされている方は注意が必要です。症状として骨折した部分を押すと強い痛み(限局性圧痛)を感じ、骨折部分からの出血(皮下出血)がみられ炎症による腫脹が出ます。
また、転位(骨のズレ)があると外見上、曲がったように受傷部位が変形したり、関節以外での場所で骨が動く異常可動性がみられます。

骨折
鎖骨骨折

転倒して手や肩を衝いた際に、鎖骨に衝撃が加わり骨折します。鎖骨はその形状から真ん中よりも外側(中外1/3)で骨折することが多いです。
症状として、骨折部の圧痛が著明であり、受傷直後は骨折部のズレを確認することができます。

※小児では、骨が柔らかいため不全骨折になる場合が多く、症状が軽く見落としやすいが、抱っこをした際に強い痛みを訴えます。

整復動作(元の位置に骨を戻すこと)として、ベッドに仰向けにする際にクッションを背中にあて、胸を開かせるように寝てもらいます。そうする事により、鎖骨の骨折した部分が元の位置に戻ります。ズレの大きい骨折でもこの動作を繰り返すことによって、元の位置に戻ります。

固定期間は大人で約4~5週、小児で3~4週間です。鎖骨骨折の固定は肩関節の拘縮(可動域制限)が起こりやすいのですが、早い時期から鎖骨の骨折部をキチンと転位しないよう把握し、肩関節を1日1回は動かすようにしているので、固定をしていても拘縮を最小限に抑えるようにしています。

※鎖骨骨折はほとんどが保存療法で治ります。
手術適応となるのは、
粉砕骨折(骨がバラバラに砕ける)
小さな骨片があるため骨折部を合わせるのが困難な場合。
鎖骨外端骨折で、靭帯の断裂も併発している場合。
などが挙げられます。
肋骨骨折
肋骨骨折は胸部を強く打つ、胸部を強く挟まれ前から圧迫される事により生じます。高齢者では、くしゃみなどで発生する事もあります。
また、ゴルフのスイングによる疲労骨折があります。
肋骨は12本あり、内蔵を守るように囲んで胸郭を形成しています。胸郭は吸った時に広がり、吐く時に縮む為、肋骨にも動きがあります。そのため、骨折してしまうと症状として咳・くしゃみ・深呼吸時に痛みが出ます。特に肋骨骨折時の大切な確認として、内臓器の損傷の有無を確認します。

治療として取り外しの出来るバンド固定を施し、受傷部位に対して痛みが和らぐ方向に胸郭を伸ばして(導いて)あげる事が大切です。その後、背部の緊張を取り除くように動きをつけていき、症状を改善します。
上腕骨外科頸骨折
上腕骨のつけ根部分の骨折です。この骨折は高齢者には特に多い骨折の1つで、転倒の際に手をついた状態で受傷することが多いです。この部分は解剖学的に骨折が多い場所で受傷の角度により内転型と外転型に分類されます。

治療としてはまず、骨折部の徒手整復を行い、当院ではハンギングキャスト固定を受傷後約4~5週間施します。この固定法により固定除去後の関節拘縮を最小限に留め、その後のリハビリを行っていきます。
上腕骨外科頸骨折
ハンギングキャスト固定
※ハンギングキャスト固定
コーレス骨折
コーレス骨折とは、橈骨と呼ばれる骨の遠位端(手首に近い位置)の骨折です。この骨折はとても頻度が高い骨折で、あらゆる骨折の約20%を占めます。
この骨折は、転倒して手を突いた際に発生します。手関節周辺の強い腫れとともに強い痛みがあり、手関節を動かすことが出来なくなります。折れた骨の変形や、それによる腫れによって神経が圧迫されて指が痺(しび)れる事もあります。

骨折した骨の整復(元の位置に戻す)を行います。変形を残さないようにする為、転位の少ない骨折の場合でも整復動作は行います。
固定期間は約4~5週間ですが、関節拘縮が極力残さないようにする為、固定を入れた状態でも可能な範囲で刺激を入れていきます。固定を外した後は電気療法や、手技療法など物理療法を行いながら完治させます。
コーレス骨折
ボクサー骨折

手の甲の部分の骨を中手骨といい、指先側の太くなっている部分を骨頭、その根本の細くなった部分を頚部といい、この部分の骨折です。
こぶしを強打することで起こる骨折のため、ボクサー骨折と呼ばれます。薬指や小指に多発します。
手の甲が腫れ、折れた部分が甲側に凸となる変形の為、骨折した指のこぶしがへこんで見えます。また、軽く指を握った時、指の向きがズレる現象(オーバーラッピング)が起こります。

マレットフィンガー

「突き指」でよく起きるケガです。指の第1関節に痛み・腫れがあり、外見上曲がったまま、自分では伸ばせなくなります。その理由は大きく分けて2つあり、1つは末節骨(指の第1関節)に付着している指を伸ばす為の腱が切れてしまった場合。もう1つは、その腱が付着している部分が剥がれてしまった場合(剥離骨折)があります。損傷のタイプや程度により治療方法が異なります。
この症状は3つに分類されます。

[Ⅰ型]
 指先の腱が切れた場合
[Ⅱ型]
 腱が付着している部分で骨が剥がれる様に骨折しているもの
[Ⅲ型]
 関節内骨折を生じ、指を伸ばすと脱臼して骨が繋がらないもの

上記のⅠ型とⅡ型は保存療法で治療を行い、Ⅲ型の場合は保存療法が基本となりますが、骨の転位を整復(骨のズレを元の位置に戻す)できない場合や、整復した状態がある程度の範囲で維持できない場合などには手術を検討しなければならないこともあります。
マレットフィンガー Ⅲ型
※マレットフィンガーⅢ型
舟状骨骨折

転倒により地面に手を衝くと、まずコーレス骨折(橈骨遠位端骨折)を疑います。ただし、10代後半~30代の青壮年がそのようなケガをした場合には舟状骨骨折の鑑別もしなければなりません。舟状骨とは、手首にある小さな骨の1つで、手を衝いた時に近接する骨から力が加わりやすい場所にあります。
見た目の腫れが少なく、骨折のズレが小さい場合は痛みもあまり強くありません。
レントゲン検査でも初期には骨折が見つからない時が多く、2~4週間後に再検査で確認できる事も少なくありません。
また、この骨折は骨がつきにくい骨折の代表格です。ですから、レントゲン検査で異常が無くても以下のことが当てはまる時には骨折を疑い、ギプス固定をすべきです。

・手を開いたとき、親指の付け根に圧痛がある場合。
・握手すると手首の親指側が痛む。
・その他、手関節の橈背屈運動痛、第1・2指の軸圧痛がある場合。

外果(外くるぶし)剥離骨折
主にスポーツ等で足首を内返しにひねった際に起こります。
外果には足首を補強する三本の靭帯が付着しており、主にそのうち一本の靭帯(前距腓靭帯)が足首をひねった力に耐えきれず、踝(くるぶし)を引っ張り骨がはがれるようにカケてしまう骨折です。
剥離骨折は痛みを伴いますが、歩けなくなったり、立ち上がれなくなったりといった症状が出ないこともあるので重度の捻挫と症状が似ている為に鑑別が必要です。

治療は、腫れに対し光線、冷却療法を行います。続いて患部の安静を保つ為、足首の形に合わせた着脱可能な装具を制作し、包帯で固定します。固定期間は重症度により異なりますが、約3〜4週間となります。
その後固定を外し後遺症を残さないよう足首のリハビリを行いながらテーピングなどでサポートします。
疲労骨折
疲労骨折とは一回では骨折に至らない軽い力が、骨の同じ場所に繰り返し加わる事で起こる骨折です。
よく起こる場所として、脛骨や腓骨と呼ばれる下腿骨(膝から下の骨)、中足骨(足の指の付け根)や肋骨などです。
陸上競技やバスケットボールなど、長時間の疾走やジャンプを繰り返し行うスポーツで発生することが非常に多く、疲労による筋肉のツッパリが原因になります。

症状として、痛みが練習後に現れるものから安静にしていても続くものもあるので注意が必要です。
骨折が見つかった時点で運動を中止し、固定を必要とします。骨折に至らないよう当院ではエコー検査による痛みの部分の観察をし、その時の適切な治療をさせて頂いておりますので、異常が出た場合は早期の来院をして下さい。
下駄骨折
この骨折の発生機序は、足首を捻って受傷するため、捻挫と誤診しやすい骨折です。
捻った際に第5中足骨基底部が短腓骨筋に引っ張られて起こる剥離骨折のことを言います。症状としては、特徴的な腫れ、及び、限局的な圧痛が患部に見られます。

治療として、スリッパ型の固定具を作り、それを用いて約4週間の固定を施します。最初の1週間は松葉杖にて免荷歩行を指導し、次の2週間で杖を使いながら荷重歩行をし、徐々に杖を外していきます。固定具を除去後は、テーピング等で足のアーチを作りながら歩行を指導していきます。
下駄骨折

脱臼

脱臼とは、「関節を構成している関節端が解剖学的状態から完全、または不完全に転位して関節面の生理的相対関係が失われている状態」をいいます。
つまり、関節を構成している骨が外れ、元の正常な位置に戻らない状態を脱臼といいます。
完全に関節が外れたものを完全脱臼、位置がずれた程度のものなら亜脱臼といいます。いずれも関節を支える靭帯などの組織に損傷が起こっています。

脱臼
肩関節脱臼
肩関節は小さい受け皿(肩甲骨関節窩)の上に大きな球体(上腕骨骨頭)が乗っているような構造になっています。
肩関節脱臼には上腕骨頭のずれる方向によって前方脱臼、後方脱臼、下方脱臼に分類されます。その内、前方脱臼が全体の95%を占めます。

前方脱臼は転倒した際に肘が伸びた状態で、後ろに手を衝いた際に起こります。
症状として、激しい肩の痛み、脱臼した方向によって腕が独特な位置にて動かなくなります。その上腕骨骨頭の位置を確認し、元に戻す(整復)を行います。その後、テーピングと包帯による固定を施し、少しずつ肩関節の動きを取り戻す治療を行っていきます。
肘内障
一般的に「肘が外れた」と言われる疾患です。小児に多く、小学生に上がる頃には発症しなくなる肘部の「輪状靭帯」が骨から逸脱する状態です。
原因として、手を引っ張られて発症することが多く、よく外れる子は寝返りなどでも発症します。
主な症状は肘の痛みの為に腕を使いたがらないことですが、子供によっては肩や手首が痛いという事もあるので要注意です。
骨折や打撲の場合には患部の腫れや内出血が出ますが、肘内障の場合には腫れる事はありません。

肘に特定の動作を加えることで簡単に整復でき、整復後は肘を動かし始めますので整復確認は容易に出来ます。

捻挫

捻挫の施術の流れ
捻挫では靭帯を損傷するため、関節が不安定になり、きちんと治療を施さないと再負傷(いわゆるクセ)を起こしやすくなります。
軽度の捻挫は靭帯の微細な損傷になり、包帯orテーピングによる固定で十分に回復します。中度以上での損傷では部分断裂が認められ疼痛が著明なため、着脱可能なギプス固定をすることによって靭帯を回復させます。
捻挫をしてしまった部位によっては関節の位置を整えてから固定を必要とするため、その時はきちんとアライメント(軸)調整を施し、固定を施します。
捻挫

挫傷(肉ばなれ)

肉離れとは、急激に筋肉が収縮した結果、筋膜や筋線維が損傷することです。損傷の程度により、軽度(筋間損傷)、中等度(部分断裂)、重度(完全断裂)などに分類されます。
スポーツをしている際に、筋肉が収縮している時に強制的に引き伸ばされることにより発生することが多く、太もも(大腿四頭筋、ハムストリングス)、ふくらはぎ(下腿三頭筋)での肉離れが非常に多いです。
発生する原因として、筋肉の疲労の蓄積、同じ箇所での再度負傷、ウォームアップ不足、急激な気温の変化、体調不良、拮抗筋とのアンバランス、柔軟性の欠如などが存在します。肉離れの症状として自発痛や運動痛です。強い痛みのために関節を動かせないこともあります。重度の場合は筋肉の陥凹(くぼむ)が確認できます。

治療として、急性期には速やかにRICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)を徹底します。
炎症が治まるのを確認出来しだい物理療法や手技療法により、循環回復させながら拘縮した筋を柔らかくしていきます。
また、損傷の程度によりギプス固定、松葉杖による免荷歩行を施します。
挫傷(肉ばなれ)
アキレス腱断裂
主に30~40歳代に多く、近年のスポーツ愛好家の増加に伴い、本症例も増えてきています。バレーボールやテニス、バスケットボールや陸上競技など急激なターンやジャンプするスポーツに多いが、その根本には下腿部からアキレス腱の筋緊張の存在があるために起こりやすいです。
受傷部には患部を殴られたような感覚があったり、バチンッという断裂音が聞こえることもあります。受傷後から足関節の底屈(爪先立ちの動き)が出来なくなります。

当院の治療としては、まず触診やエコーによる受傷部位の特定と重症度を検査いたします。その後、着脱式の固定具を製作し、経過観察をしていきながら目安としては約7~8週間固定します。そして経過を診ながら早期のリハビリ(歩行訓練)を受傷後約1週間以内に開始していきます。

打撲

打撲とは、身体に何かがぶつかったり、転倒などで負傷する外傷で、一般的には「打ち身」などと言われます。
症状として、患部の腫れ、内出血、発熱です。重症度合いにより炎症症状の強弱には大きな差があります。軽症の場合には、初期の時点でアイシングなどを行うことで早期に改善する場合も少なくないですが、筋肉部への強い打撲になりますと、そこに大きな負荷がかかると鋭い痛みが生じたり、骨が皮膚の直下にある部位での打撲になると骨膜損傷が起きます。骨折をただの打撲と判断して放置し、痛みが引かず来院されて発覚することもあるので、強い痛みや腫れ、内出血がある場合には早急に患部を冷却して来院してください。

当院では骨折との鑑別診断、固定、関節運動に対するアプローチなどの打撲外傷に対する治療を行っております。
打撲

スポーツ障害

スポーツによる運動器の外傷(スポーツ外傷)と、スポーツを続けることで起きる身体の障害(スポーツ障害)があります。
スポーツ外傷:1回の強い力で起こるケガ
運動中に人とぶつかったり、勢いよく転んだりした場合などの強い外力によって起こるケガです。
ケガの原因の背後に身体的な特徴や運動のクセなど身体的問題が無いことから、治療することによりケガの治癒が確実に得ることができます。(後遺障害が少なく、競技復帰も可能となることが多い外傷です。)
スポーツ障害:使いすぎ(オーバーユース)で起こる障害
一般的にはそれ程大きくない力が運動器の同一部位に繰り返し加えられることによって起こります。
多くの障害には誤った動作の繰り返しや、姿勢などの明らかな原因が見つかりますが、運動方法や運動時間に問題が認められる場合もあります。障害には必ず原因があること、一旦発生すると経過が長くなりやすいことなどから日頃からの身体のケア、治療を心掛け、何よりも予防することが大切です。
スポーツ障害

腱板損傷
腱板は上腕骨に付着する4つのインナーマッスル(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)で構成され、これらの組織を傷めてしまうこと(損傷)を腱板損傷といいます。
原因として、

1.転倒や、重いものを持ち上げたとき。
2.腱の変性が起こり、腱の強度が低下し、肩を使いすぎる。

が、主に考えられます。

症状として、肩関節の可動域が低下し、特定の角度での痛みが出現(ペインフルアークサイン)します。

腱板損傷は放置しておくと拘縮を起こし肩が挙がらなくなってしまうため、初期の炎症期には三角巾、包帯・テーピング等で固定を施し、炎症が軽減したら手技療法、運動療法を行い治していきます。

インピンジメント症候群
インピンジメントとは「衝撃」という意味です。野球、テニス、水泳やバレーなど、腕を上げる動作の繰り返しによって腱板(棘上筋腱)が炎症を起こすと、これによって変性や肥厚した筋腱組織が腕と肩甲骨の間に挟まれ衝突し、肩の痛みや運動制限を引き起こします。肩関節前面の痛み、腕を肩よりも高く上げる動作や上腕部の回旋時の痛み、また夜間安静時にも痛みを感じることがあります。

当院では、エコー検査にて原因となっている筋や組織を特定し、症状に応じてテーピング療法や手技療法を施しています。

外側上顆炎
肘の外側の痛みで、上腕骨にある外側上顆という肘部の筋付着部(伸筋腱)の炎症をいいます。腕の使いすぎにより、筋付着部に引っ張る力が加わる事が発症の原因として多いです。
テニスをされる方に多くみられるため、テニス肘とも呼ばれ、テニス時にバックハンドで打つとき、物を持つときや雑巾をしぼる動作時に肘から前腕部にかけて痛みがでることが多いです。

患部の安静が大切になり、まずは痛みを引き起こす動作を禁止させ、RICE処置(安静、冷却、圧迫、挙上)により炎症をおさえます。炎症がおさまったのち前腕部のストレッチ、手技療法を施します。

TFCC損傷
TFCCとは三角線維軟骨複合体といい、手関節尺側(小指側)にあります。手関節の尺側を安定させ、衝撃を和らげるクッションの役割を果たします。手首を捻ったり、スポーツによる手首の使いすぎ、加齢での変化(弾力性の低下)により起こる軟骨の損傷をTFCC損傷といいます。
手首をついたり、捻ったりする際に痛みが感じます。

患部の安静を保つためテーピング・包帯固定をし、手首のアライメント(軸)調整をすることによってTFCCの機能を回復させていきます。

突き指
突き指はすべてのスポーツに起こりえる代表的な外傷です。一般的に突き指と一口に言われますが、分類すると指骨の骨折、脱臼、マレットフィンガーや靱帯損傷による捻挫などが挙げられます。ただの突き指と自己判断し、実際は骨折などを見逃してしまっている事もあり、その場合、治癒までの経過が非常に遅れてしまいます。ケガの程度に関わらず、早めの炎症除去や固定することで早期回復が可能になります。

受傷後、すぐアイシングをして、早めに来院してください。
また、時間が経過してからのケガでは、関節の拘縮(固まる)が出現することもありますので、出来るだけ早期の来院をして下さい。

ジャンパー膝(膝蓋靱帯炎)
主にバレーボールやバスケットボールなどで、ジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、ダッシュなどを繰り返したりするスポーツに多く見られるオーバーユースに起因する膝のスポーツ障害です。
膝蓋骨(膝のお皿)周囲にストレスが掛かり、初期はスポーツ後に痛みを自覚し、悪化すると日常の歩行でも痛みを感じます。

サポーターを入れることで痛みを軽減することもありますが、太ももや患部を治療することで根本的な痛みをとることが出来ます。

オスグッド病
小学生高学年から中学生位まで、特に運動を活発に行う10~15歳の発育期に多く発症する骨軟骨炎です。痛みは脛骨粗面(膝のお皿の下の膨らんだ所)に現れ、押したり、触れたり、膝の屈伸などで痛みを感じます。
膝蓋骨(膝のお皿)と脛骨(すねの骨)の間にある膝蓋靱帯に過剰な力が繰り返し加わり、成長期の柔らかい脛骨粗面が炎症を起こします。

治療は、原因となるスポーツや運動を一時中止し、脛骨粗面に負荷が加わらないように患部に対してのアプローチ、ストレッチやテーピングなどで対応します。

シンスプリント
オーバーユース症(使い過ぎ)の1つです。繰り返しのランニングやジャンプを過度に行った場合に発症しやすい障害です。主に下腿内側筋群の疲労による柔軟性低下を脛骨(すねの骨)表面を覆う骨膜を牽引し、骨膜炎を起こし下腿内側の痛みを発症させます。徐々に発生する下腿内側の圧痛、運動痛、腫脹が主症状で、痛みの程度は運動により増強します。

1.ウォームアップにより痛みが消失するが、運動終了近くに痛む。
2.日常生活に支障は無いが、運動中常に痛む。
3.局所の痛みは常に存在し、日常生活にも支障がある。

急性期は患部の安静とアイシングや手技療法・固定を行い早期の運動復帰を目指します。

アキレス腱炎
アキレス腱とは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)と、かかとの骨(踵骨)をつなぐ身体の中で一番太い腱です。この部分の炎症のことをアキレス腱炎いい、原因として長時間のランニングや、連続したジャンプ動作の繰り返しによるアキレス腱へのストレス、柔軟性が無い為にアキレス腱が常に緊張して使っているなどが考えられます。つまり、オーバーユースにより筋腱が過緊張を起こしている時に、ふくらはぎの筋肉が急激に収縮した場合、微小な腱組織の断裂が起こり発症します。
症状は痛み、腫れ、熱感などですが、慢性的になるとこのような症状が出ず、血行障害などにより、「しこり」などが出現する場合があります。

治療としては、炎症をひかせる為の物理療法(アイシング、光線療法)や、筋の柔軟性を取り戻す為の手技療法・運動療法、テーピングによる補助を行います。

足底筋膜炎
足底筋膜炎とは、踵の骨と足趾(ゆび)を繋ぐ足底筋膜が炎症を起こした状態です。
主な原因として、マラソンやジャンプを多用するスポーツに多く、足底筋膜に繰り返しストレスが掛かることによって発症します。
歩行時の痛み、悪化すると立っている時にも強い痛みを感じます。

足底筋膜の負担を軽減させるよう、足首のアライメント(軸)調整、テーピングによる足底アーチの補助を施し、症状を改善させていきます。
外傷後の関節の拘縮

「拘縮」とは関節可動域の障害を言います。
ケガ(骨折、捻挫など)を負った後、治癒過程での癒着や、固定(動かさないこと)による関節可動域の低下のことです。重症度により固定の期間は長くなりがちなので、拘縮が起こる可能性が大きいですが、当院では外傷の固定の際に取り外しが可能な固定材料(熱可塑性)を用いて動かしてもいい関節に刺激を与え、出来るだけ拘縮が起こらないよう、「リハビリ」と平行しながら完治を目指していきます。



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